30回以上使ってる筆者によるライアンエアーの手荷物制限対策【サイズ・注意点】

ヨーロッパでも屈指の安さのLCC、ライアンエアーでは、手荷物制限は厳しいと言われています。

LCCはそう言われがちなのですが、既に30回以上はライアンエアーを使っている筆者からすると、「それは大袈裟なんじゃないかな」と思うこともあります。

実際そんなに厳しいのかといったところも含めて、ライアンを使いまくってる筆者の体験をもとに解説します。

ライアンエアーの手荷物のサイズ制限(2020年10月現在)

最低運賃で航空券を購入した場合は、持ち込める手荷物は1つのみ。頭上の棚は利用できません。サイズは40cm×25cm×20cmと、かなり小さなサイズになります。また、この荷物は前のシート下に収まる必要があります。

最低運賃にプラスで6€~払うことで、プライオリティ航空券を購入することができます(後から追加も可)。この場合だと手荷物は2つ。また搭乗時の長蛇の列に並ばずに済みます。2つの手荷物のサイズはそれぞれ以下のようになります。

  • 1つ目:40cm×25cm×20cm
  • 2つ目:55cm×40cm×20cm(10kgまで)

上の画像の通り、中型キャリーケースとリュックといった組み合わせですね。ちなみに重量を測られているのは見たことありません。ライアンエアーは大抵の場合遅れてるんで、時間に押されててそんな暇がないことが多いです。

プライオリティ無しなのに2つ持って行った場合は追加料金徴収のうえ、一つはキャビンバッグとして預けることになります。明らかにサイズオーバーの場合も追加料金を払うことになります。これらを破ると搭乗拒否されるため要注意です。

サイズオーバー指摘されやすい荷物とは?

1cmでも超えてたら追加料金徴収…とはなりません。私の経験上、言われてるほど厳しくはないだろという印象。素人目で明らかに「それダメでは?」というサイズのリュックでも、何も言われず素通りできた乗客を何度も見ています。

要するにスタッフに呼び止められなければいいんです。
ただ、「目を付けられやすい荷物」というのはあります。

ボストンバッグ

ボストンバッグ

ボストンバッグは横長の見た目のため、明らかに40cmを越えていることという場合に目視で分かりやすいんです。よって搭乗時にスタッフに目を付けられる可能性が高くなります。しかし、材質上潰せるのであれば、最悪でも直前に荷物を抜いてサイズダウンが可能です。

キャリーバッグ

キャリーバッグ

オーバーしてしまうと厄介なのがこれです。綺麗な四角の形をしているため、これもパッと見でサイズが分かりやすいのが原因かと思います。

ハードめな素材のキャリーバッグは荷物を抜いても潰せないため、サイズオーバーを指摘されると打つ手がなく、追加料金を搭乗直前に支払わされている方を見ました(クレカOKのようでした)。

機内持ち込み荷物に少し大きめのキャリーバッグは避けた方が無難です。

荷物制限の対策として

チェックインカウンター又は搭乗ゲートの待機列に必ずサイズ計測用の台が置いてあります。チェックイン前に事前にサイズを確認するのがベターでしょう。

スタッフから目を付けられると、この台に置いてサイズを測らされます。これは列に並んでいようと問答無用です。指摘されて荷物を詰めなおしている乗客を何度か見ていますし、諦めて追加料金を払う客も見かけたことがあります。

逆に言えば、押し込んでもいいから台にハマればセーフということです。この辺の大雑把さが凄く海外っぽくて良いですね。そのため、万が一の為に押し込んだら潰れる形状のものを持っていくのがオススメです。

最も、一番の対策は規定サイズ以下のバッグを用意することなのは言うまでもありません。

最後に

いかがでしたでしょうか。

厳しいと言われるライアンエアーの手荷物も、事前に把握しておけば怖がることはありません。サービスのレベルのことや悪い体験談で色々と言われているLCCですが、格安の移動手段として使いこなし、上手に旅をしましょう!

読んでいただきありがとうございました。

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