【超簡単】ヴィリニュス空港から市内へのアクセス方法【バス・電車・タクシー】

リトアニアの首都ヴィリニュスに空路で行く人は必ず利用するヴィリニュス国際空港。この記事では空港⇔市内の移動方法を正確に、丁寧にわかりやすく解説しています。難しい移動ではないので、しっかり覚えてしまえばどうってことはありません!

ヴィリニュス空港から市内へのアクセス

首都のヴィリニュスでは交通網は比較的使いやすく、空港から市内への移動に選択肢があります。市内の公共交通機関は概ね朝の5時頃から深夜まで運行しており、早い到着や空港泊の方にも便利です。選択肢は主に3つです。また、夜間運行のバス(88N番)も存在します

到着ロビーの出口近くにはこのように移動手段についての案内があります。画面にルート、到着時刻や、乗り場まで徒歩何分かといった情報が表示されていて非常に便利。下の地図にはバス停や電車の駅の位置が記されています。

※空港に着いたら両替なりATMからの引出しなりで現金を用意しましょう。

バス

本数が多く使いやすいのはバスです。個人的にも一番オススメです。空港を出て目の前にバス停があり、バス内はFree Wi-Fiも繋ります。目的地別に使い分けることが出来るのが大きな利点です。例えば旧市街に行くのか、旧市街にしてもどこで降りるのかといった細かいニーズにはバスが適しています。

ヴィリニュスにはバス、トローリーバス、空港バス(Express)がありますが、トローリーバスは空港を通っていません。

旅行者がヴィリニュス市街に移動するために利用するのはこれらのルートのバスに絞られるかと思います。

  • 3G:Expressバスの一つで、88番より更に北に向かいます。運行本数が一番多い。
  • 1:ヴィリニュス駅方面。
  • 2:ヴィリニュス駅方面。
  • 88:ネリス川北のショッピングモール「ヨーロッパ」方面、夜明けの門通ります。
  • 88N:88番と同じルートで、夜間運行(22:30-5:30)してます。

ルートの写真を見ていただけると更に分かりやすいです。一番下の「Oro uostas」は空港を差します。黄色は1番、水色2番、青88番、緑が3Gです。

ヴィリニュスでのバスの乗り方

チケットの料金は1€になります。ドライバーから直接購入しましょう。市街地へは主に20-30分程度かかります。 支払いは現金がオススメですが、空港や街のNarvesenストアなどで1.5€のVilniečioカード(Suicaみたいなの)を買ってチャージする方法もあります。

バスに乗ったら黄色の機械でバリデーション(打刻)を忘れないようにしましょう。これを忘れると、いざチェックが抜き打ちで来た時に罰金を取られてしまいます。

おすすめルート

空港からのバスでは1,2番がヴィリニュス駅、88番が夜明けの門まで行けます。3Gはその点おおざっぱに停まりますが、運行本数が一番多いので助かります。結局、目的地によってどれを選んでもいいでしょう。

バスの時刻表と停車駅についてはこちらのサイトが便利です。地図からバスストップをクリックすれば、そこを通るバスを調べられますし、路線ごとのページ上部の「Show on map」をクリックすればルートが見られます。また、ヴィリニュスではGoogle Mapのルート検索も利用ができます。

駅から市内であれば、1,2,7,20番トローリーバスや26,34,53番バスなどが利用しやすいです。

市内に着いたら、観光スポットとして人気が高いKGB博物館やゲディミナス城の付近を通る4番のトローリーバスは上手く使えば効率よく移動ができます。ネリス川を渡って北へ行く場合は19番トローリー バスを使うとよいでしょう。

電車

ヴィリニュス空港と駅を結ぶ「Vilnius – Airport」の電車があります。実はバスよりも料金が安いのが特徴です。しかも速い。バスが20分程度なのに対し、電車ならば10分かかりません。さらにリトアニアの電車は定時運航率が高いので、時間通りの運行も期待できます。

ただし、ヴィリニュス駅に着くので、そこからの移動がまた必要になります。この点バスより応用が利きづらいです。さらに悪いのは、1日の運行本数が少なく、16本だけなところ。これ待ってる間にバスで行った方が早いという結果になります。

何本かは空港始発ではない便もあって、行先はしっかり確認しないといけません。

空港から空港駅までは徒歩で3分ほどかかります。出口を出て左に進み、 「TRAIN」の案内に従って歩けば着けます。夜でも照らされているので分かりやすいです。

ヴィリニュスでの電車の乗り方

チケットは0.7€になります。バスと同様に電車内での購入が可能です。運転手からではなく、車内を回ってチケットを確認してくる係員からの購入になります。もしくは、駅の窓口での購入が可能です。

また、オンラインでの購入も可能です。公式サイトでFrom欄に「Vilnius airport」、To欄に「Vilnius」と入れて、人数と日付を変更して検索すると出発・到着時間と所要時間、値段が検索できます。

ここから値段→「Choose a class」をクリックして進んでいくとクレジットカードでのEチケットの購入が可能です。この買い方は国内移動で電車を使う際も同じです。オンライン購入の場合のチケットはメールで届きますが、印刷もしておきましょう。

市内からヴィリニュス空港へ電車で行くときの注意点

チケットの買い方などは空港からでも市内からでも変わりません。注意が必要なのは、ヴィリニュス空港に着いた時です。

建物が見えたらつい正面から入りたくなりますが、実は出発側は横の坂道を登って入ります。「Departures」と書かれているので、そちらに沿って進みましょう。

タクシーや配車サービス

荷物が多かったり、夜間に着いて宿に直接行きたいニーズにはタクシーやUber等の配車アプリが有力な選択肢になります。

タクシーの乗り方

海外でのタクシーは例によってぼったくりの危険性が高いです。リトアニアとて警戒は必要になります。乗車前に必ず料金の確認をしましょう。

駅まで7€、市内まで10€。それ以上はぼったくりです。チップも要りません。

乗り場はターミナルビルの右端出口を出てすぐ正面にあります。

配車サービスやアプリのススメ

Uberなどの配車アプリを使用するのも手です。私はバスや電車ではどうしても無理な移動はこういった配車アプリを利用しています。事前にアプリに支払うのでタクシーのような料金トラブルの類がありません。

Uberのほか、eTAKSI、Boltといったアプリも選択肢です。

ヴィリニュス空港の設備

首都の国際空港だけあって、一通りの設備は整っています。

空港内で出来ること

ヴィリニュス空港にはATMやキオスクはしっかり備わっており、現金の引き出しや飲食物の購入には困らないでしょう。到着側でもコンビニがあり、7:00~深夜3:00まで開いています。

空港そのものは大きくありません。到着は下、出発は上の建物なのが特徴です。

空港泊は可能か

可能です。 私も寝ました。

ヴィリニュス国際空港は24時間オープンしており、3時到着の便なども運行していますので、空港で朝まで寝ている方もいます。

手摺なしのフラットな椅子も十分にありますが、金属なので硬くて冷えます。空港泊したい方は快眠グッズがあった方が良いでしょう。

おわりに

空港から市内への移動方法をご紹介しました。ヴィリニュスでは空港と市内は近いのが良いですね。ごく短時間で着くので、ギリギリまで観光できたりします。

やはりまとめてみるとバスが一番です。本数が多いうえにいくつかの路線が使い分けられますので、あえて電車で行く必要はないでしょう。荷物の数や旅程など、自分に合わせた移動方法を模索して、ヴィリニュスを楽しんでくださいね。

読んでいただきありがとうございました。

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