アイスランド随一の人気観光スポット、ブルーラグーン。世界最大の露天風呂ということでテレビでも紹介されるほど有名で、乳白色のお湯と広大なラグーンは美しさだけでなくワクワクも感じさせてくれる素晴らしいスポットです。
初めて行く人でも困らないように、この記事では分かりやすさと簡単さを重視して解説します。
ブルーラグーンへの行き方
大体の方はレイキャヴィーク又はケプラヴィークから向かわれると思いますが、ブルーラグーンはケプラヴィーク国際空港から行く方が近いです。
行く手段はバスを利用するか、車を運転して行くかの2択になります。
バスを利用する場合
日本語で簡単に予約できるのはGuide To Icelandのツアーです。出発場所と時間が選べますが、入場料も込みなのかどうかだけはチェックしましょう。
もう一つの手段として、公式HPからの予約です。こちらは英語ですので画像を交えて解説いたします。まずこちらに飛んでもらってスクロールしていくと、下の画面になります。
「BOOK TICKETS & TRANSFER」であれば入場チケットも同時予約。「BOOK TRANSFER」はバスのみ予約となります。試しにバスのみをクリックすると、下の画面になります。
こちらでは往復か片道かを選ぶことができます。レイキャヴィーク(Reykjavik)→ブルーラグーン→ケプラヴィーク(Keflavik)といったパターンも組むことができます。お好きなものを選んで「Book Now」を押しましょう。
すると、日付と時間を選択する画面になります。更に人数を変更します。加えて、バスにピックアップしてもらう場所を選択します。特にレイキャビク内にはバス停がいくつかあるので、場所を把握しておく必要があります。こちらのサイトが参考になるかと思いますので、滞在先に近いバス停を選ぶといいでしょう。
あとは「BOOK」を押して次に進みます。この後、空港が絡む場合はフライトのナンバーや出発・到着予定時刻を入力するページが出ますが、何も入力しなくても次に進めます。最後に名前とメールアドレスを入力する画面になりますので、アドレスに間違いないように入力してください。
最後にチェックを入れて「Go to secure payment site」をクリックして進み、クレジットカード情報を入力してCheckoutを押せばバスの予約完了です。届くメールが乗車券になります。
車を運転して行く場合
Google Mapを使うかカーナビに入力するのが楽でしょう。Blue Lagoonと入れるか、「 Norðurljósavegur 9, 240 Grindavík 」と住所を入れれば案内が出ます。
アイスランドは高速道路はありませんので、国道の41と43番を使って行きます。アイスランドは右側通行で、舗装道路の最高速度は90km制限です。市街地は50km制限となっています。
ブルーラグーンの駐車場は無料ですので、どれだけ滞在しても駐車料金の心配はありません。
おすすめの持ち物
ブルーラグーン利用時の持ち物についてご紹介します。基本的に温泉と言っても、日本のように裸で入るわけではなく、水着で混浴が普通です。必要なものはレンタルも可能ですが、無駄遣いを控えるならば持参しましょう。以下に持ち物リストを作ってみました。
必要な持ち物リスト
- 水着(必須)
- バスタオル(推奨)
- サングラス(時期によっては推奨)
- サンダル(お好みで)
- バスローブ(お好みで)
- 飲みもの(お好みで)
優先度が高いかなと思われる順に上から並べました。
水着
先に述べたように裸ではブルーラグーンに入れませんので、水着は必須になります。また、ビキニを着ることは禁止されてませんが、あまり過激なのは控えた方が良いかもしれません。レンタルも可能で、料金は800ISK(約580円)です。
バスタオル
一番安いプランでも入場時にフェイスタオルは貰えますが、より大きなバスタオルはあると便利です。こちらもレンタル可能で、料金は800ISK(約580円)となっています。
サングラス
サングラスが推奨なのは主に夏の日が出ている時間帯です。緯度が高いアイスランドでは日が出ている時間が長いですから、夕方にあたる時間でも意外に眩しい場合があります。日光から目を守りたい方は持っていくとよいでしょう。
サンダル
意外にも使用者が多いのはサンダルです。温泉内も周りも履いたまま移動してもOKです。個人的には湯の中ではともかく、周りと更衣室までの移動ではあっても良いかなと思いました。こちらは1500ISK(約1100円)でレンタル可能です。
バスローブ
身体を隠したり冷やさない為などに使えますが、持参するほどか…と思います。これは好みでしょう。レンタル可能で、料金は1500ISK(約1100円) です。
飲み物
ブルーラグーンは滞在時間制限がなく広い為、長居できるのが嬉しいところ。気を付けなければならないのは水分補給を忘れないことです。最も、館内にウォーターサーバーがありますし、値は張りますが買えます。さらに言えば、一番安いプランでもドリンク1杯が付いてますので、心配なら持っていくというレベルでしょうか。
※レンタル料金はいずれも2020年現在。
チケットの種類と予約方法
ブルーラグーンのチケットは現在大きく分けて3種類です。一番安い「Comfort」が6990ISK(約5000円)~で、様々なオプションが付く「Premium」が9900ISK(約7300円)~、スパがつく「Luxury」は79000ISK(約58000円)~となっています。
チケットの詳しい内容は予約時に確認できます。予約方法に関しては別記事で詳しく解説しましたので、こちらの記事をご覧ください。
入場方法
ブルーラグーンに到着したら、出迎えるのはこの溶岩から成る岩の門(?)です。大きく「BLUE LAGOON」と書かれた白いパネル前は写真スポットになっています。
この岩の間の通路を歩いていけば入口に着きます。途中には既に乳白色の湯が見られて嫌でもテンションが上がりますよ。
入ったら列に並びましょう。受付は入ってすぐにありますので、予約完了時にメールで送られてきたEチケットのQRコードを見せて磁気リストバンドを貰います。よくある、支払いにもロッカーの鍵にも使うリストバンドです。
更衣室のロッカーは少し狭いうえに使い方が分かりづらいですが、説明が書いてあります。またスタッフが常時いますので、訊いてみるのもよいでしょう。
「Excuse me, could you please tell me how to lock(open)?」とでも言えば大丈夫です。
続いて水着とタオルを持ってシャワーコーナーに向かいます。入浴前にはシャワーを必ず浴びるルールです。シャンプー等が備え付けであるので、全身をよく洗ったら水着を着ていざ温泉へ。
ここから先は滞在時間の制限はありませんので、心行くまで楽しむだけです。
楽しみ方
施設について
ブルーラグーンでは広大な温泉での入浴の他、打たせ湯やサウナ数種類も完備しています。温泉は場所によって温度や深さが異なるので、移動しながら最適な場所を探すとよいでしょう。
バーについて
温泉内にはマスクバーと飲み物を提供しているバーがあり、前者では数種類の泥マスクが楽しめます。最安チケットでは泥マスクとお好きなドリンクそれぞれ一つずつ楽しめます。温泉に入りながら飲むスムージーは格別です。
泥マスクの使い方ですが、最初に顔に塗りたくって20分ほど放置したら剥がすだけです。完全に乾くと剥がす時に痛いので気を付けましょう。仮に乾いてしまっても、お湯を顔にかけながら溶かすように剥がせば大丈夫です。
その他の施設
温泉外ではレストラン、カフェがあり食事できるようになっている他、事前予約が必要ですがマッサージのサービスもあります。因みにレストランの料金は首都レイキャビクよりも少し高いので、お財布と相談しましょう。
お土産も充実していますが、実はケプラヴィーク国際空港に免税店が出店していますので、ここで必ず買わなければいけないわけではありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。日本からのパッケージツアーであれば気にしなくてよいかもしれませんが、特に自分で向かう旅人の方に有益となれば幸いです。
ブルーラグーンは本当におすすめ観光スポットなので、是非とも訪れてみてください。
読んでいただきありがとうございました。
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