オスロの隠れた名所?エーケベルグ彫刻公園(Ekebergparken Sculpture Park)は穴場の観光スポットかも

ノルウェーの首都であるオスロの中心部から、ほんの少し南東に離れた場所にあるエーケベルグ彫刻公園(Ekebergparken Sculpture Park)という公園。ここはSculpture(スカルプチャー)の名の通り、彫刻がある公園です。

フラッと歩いていたらとても面白い場所でしたので、少しご紹介したいと思います。

Ekebergparken Sculpture Parkの場所・行き方

シティセンターから交通機関を使えば数分で辿り着けるこの公園、場所はこの辺りになります。

徒歩で行くと中央駅からでも40分近くかかってしまう距離にありますが、トラムを使えばすぐに行くことができます。

18番または19番トラムに乗り、Ekebergparkenという駅で降りましょう。上の地図で言えば、ピンのすぐ増した辺りの駅です。

駅まで行ってしまえばもう目の前なので、迷うことはありません。トラムの線路を跨ぐので、進路の邪魔にならないように気を付けて渡れば公園の入り口になります。

公園内の様子

公園自体はなかなか広く、全体が小高い丘になっているような印象です。とはいえ、キツい登りとかはありません。特別服装に気を使うこともなく散策ができるでしょう。緑に囲まれて、森の中を歩いている気分です。

市街地にほど近いのに、市街地の喧騒から一気に離れるのでリラックスできます。こういった自然が溢れる公園が近くにあるのはとても羨ましいですね。

そして、この公園の見所は何と言ってもエロティック?な像の数々。

このような彫刻が30近く公園内に点在しています。左もなんだかR18な雰囲気ですし、右に至ってはもはや面白いですよね。最初何の形してんのかなと思いましたが、そそり立っております(笑)

公園が設立されたのは2013年と、意外にも最近。女性を対象とした像も多いです。子供も来れてしまうくらいの公園なのに、これは果たして大丈夫なのでしょうか…ノルウェー的には平気なのかもしれません。

ノルウェーの「ルス」という面白い習慣

ちょっと話を逸らさせてください。

私がオスロを訪れていた時期はちょうど、「ルス(RUSS)」というノルウェーのお祭りのような期間でして、公園のすぐ外で若者がはしゃいでいました。事前情報として知ってはいた習慣ですが、あそこまで奔放になれるんだなぁと、これも羨ましくなります。

この「ルス」の時期には高校生たちが赤いつなぎなどを着て至る所に出没しています。高校の卒業を控えている学生たちが、ハメを外して大騒ぎすることが認められているのです。

お酒を飲んで授業に出るもよし、授業で騒いでもよし、外でセックスをしてもよし…と、色んな武勇伝を達成した生徒は帽子に色々小物が付けられていきます。

こういった暴挙に大人たちは口を出しません。何故なら自分たちもやったから(笑)

なので、毎年この時期は気ままに騒いでる高校生たちを見ることができるのです。この写真の彼らはルス用にバスを使って、そのうえで大音量で音楽を流して歌っていました。

公園とは関係ありませんが、見たのでついでに紹介させていただきました。

美しい景色

さて、公園は登っていくと開けた景色になり、オスロの街並みを見渡すことができます。

写真の右には新しく建てられたムンク美術館が見えます。ビョルヴィカ地区を一望できますし、私は夜は訪れませんでしたが、夜景も綺麗なのではないでしょうか。

観光客はそう多くはなかったので、穴場の観光スポットとしていかがですか?

さいごに

エーケベルグ彫刻公園(Ekebergparken Sculpture Park)の紹介でした。彫刻の公園というと、オスロではヴィーゲラン彫刻公園がとても有名ですし、面白く美しい公園です。しかしこちらの公園もなかなかに面白い。

トラムに乗ってしまえば簡単に辿り着くことが出来るので、綺麗な景色を見る目的でも訪れてみてはいかがでしょうか。

読んでいただきありがとうございました。

その他にもオスロには魅力がたくさん。こちらの記事で紹介しています↓↓

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