物価が高いで有名な北欧諸国の中でも更に物価が高い方に含まれるデンマーク。首都のコペンハーゲンはもちろん国内トップの物価を誇ります。観光客にはえらい迷惑ですが…
さて、そんなコペンハーゲンにおいて旅費を節約できる手段があります。それがコペンハーゲンカードという観光パス。いまや各地にありますよね。中には買ってもそんなに得ではない観光パスも存在しますが、コペンハーゲンカードは絶対にお得です!
この記事ではコペンハーゲンカードの買い方、購入場所や使い方を解説しています。
コペンハーゲンカードの購入方法・料金
コペンハーゲンカードはお得です。各施設の入場料は50DKK程度のものが多いですが、チボリ公園は135DKK、クリスチャンボー城やクロンボー城は80DKK前後なので、人気のお城とチボリ公園を回るだけで元が取れます。交通機関が乗り放題なので、基本的に買って損はありません。
2020年現在、コペンハーゲンカードは有効期間別に5種類に分かれており、それぞれの料金は以下のようになっています。子供は概ね大人料金の半額です。
24時間 | 48時間 | 72時間 | 96時間 | 120時間 | |
大人 | €56 (約6,900円) | €83 (約10,200円) | €102 (約12,500円) | €119 (約15,000円) | €134 (約16,500円) |
子供 | €28(約3,500円) | €42(約5,200円) | €51(約6,300円) | €60(約7,400円) | €67(約8,200円) |
※値段は余裕を持てるように、そしてざっくり計算がしやすいように切り上げて書いてます。
注意点として、各施設では1日1回しか使えません。また、2020年7-8月は各施設で50%割引券が購入できます。この割引がある施設ではコペンハーゲンカードが使用不可とされています。
オンラインで購入
オンラインで購入する場合は、自宅に郵送か、現地で受け取ることになります。結局受け取らなければならないのが手間ではあります。
空港で受け取ることもできるので、事前購入→空港で受け取り→空港から市内への移動で既に使い始めることができるのは嬉しい点です。受け取れる場所は公式サイトによれば以下です。
公式アプリで購入
オススメしたいのがコペンハーゲンカードの公式アプリです。 公式アプリで購入する方法は、スマホに入る形なので利用する時も非常に便利です。アプリをダウンロードする必要がありますが、日本にいる間や現地の空港Wi-Fi環境可などで問題なく行えるでしょう。
買うため、又は受け取るために何処かに行く必要がなく、ホテルの部屋のWi-Fiでもいいわけです。こんな楽なのだからアプリが絶対良いと思います。
※出典: https://copenhagencard.com/digital-card
QRコードを見せれば交通機関も博物館も問題なく使えるので楽ちんです。アプリダウンロードはこちらから。iOSでもAndroidでもおっけーです。
現地で購入
現地では観光案内所や空港、中央駅はもちろん、各ホテルなど様々な場所でコペンハーゲンカードを購入することができます。
色んな情報が得られるので、現地で買うなら観光案内所をオススメします。先述したオンライン購入時の受け取りも可能な場所です。滞在先のホテルなどでも受付で売っていないか訊いてみるといいでしょう。
私は滞在先のホテルの受付にて購入しました。ホテルでも訊けば色々なことを教えてくれます。また、公式サイトには買える場所が載っています。
コペンハーゲンカードの使い方
初回仕様時に有効化し、そこから期限までのカウントが始まります。これはどこの都市の観光パスであっても殆ど同じです。
紙のカードの場合は裏面にバーコードと、利用開始日時を書く欄があります。その日の初回利用の時にボールペンで書くようにしましょう。スマホアプリであれば、有効化のボタンをタップして利用開始になります。期限切れまでの時間が把握しやすく表示されます。
公共交通機関乗り放題
コペンハーゲンで観光客が使う交通手段はバス・地下鉄・電車でしょう。そのいずれもコペンハーゲンカードで乗ることができます。検札が来た時にいつでも見せられるようにしておきましょう。
また、コペンハーゲンも他の多くの都市同様にゾーン制になっています。観光客がよく行くクロンボー城はコペンハーゲン中心部から40km近く離れていますが、そこまでの電車も有効範囲に含まれるので、コペンハーゲンカードを買えば交通機関の心配はほぼ要りません。
人気の観光スポットに行くところから入場まで、殆どカバーできると考えてください。
交通機関に関してはこちらの記事も参考にしてください↓↓
コペンハーゲンカードが使える観光スポット
コペンハーゲンカードが使える場所は非常に多く、人気観光スポットは全てカバーしています。その数なんと86カ所。観光客に人気な以下のスポット全てに使えます。 公式HPに詳しく載っていますので要チェックです。
- チボリ公園
- ラウンドタワー
- カナルツアー
- ローゼンボー城
- クリスチャンボー宮殿
- コペンハーゲン動物園
- 国立博物館
- アマリエンボー宮殿
- クロンボー城
- ギネス世界記録博物館
- フレデリクスボー城
- コペンハーゲン市庁舎
- 救世主教会
- デザイン博物館
- ロスキレ大聖堂
- ユダヤ博物館
- 野外博物館
- etc…
さいごに
ということで、コペンハーゲンカードのお得さと料金や買い方について紹介しました。例えばすぐコペンハーゲンから移動してしまうとか、博物館観光を目的としていないのであれば必ずしも必要とは言えませんが、コペンハーゲンを観光しに来た方なら殆どはその旅の一助となることでしょう。
使った感想として、個人的には交通機関の使い放題がとても利点でした。国ごとで少し違うこともある精算方法に惑わされずに済みますからね。やはりコペンハーゲンカード購入はオススメです!
読んでいただきありがとうございました。
コペンハーゲンの観光スポットまとめはこちら↓↓
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