クリスチャン4世の居城として建築され、今では国立歴史博物館となっているフレデリクスボー城。コペンハーゲンからは少し遠いですが、それでも1時間ほどで行くことができる人気スポットです。
この記事ではデンマークの首都であるコペンハーゲンからフレデリクスボー城への行き方を紹介しています。
フレデリクスボー城への行き方
フレデリクスボー城はスカンジナビアで最も美しい城とも言われています。コペンハーゲンから北西約35kmほどに位置しており、遠すぎないので日帰り半日観光にはもってこいです。
アクセスの手段は基本的に電車と徒歩になります。最も簡単ですし、これ以外ですとコペンハーゲン周辺を回るデイトリップツアーに参加するなどしかありません。
まずはコペンハーゲン中央駅へ
この記事ではコペンハーゲン中央駅からスタートします。中央駅はチボリ公園のすぐ近くにあります。滞在先ホテルなどからバスや地下鉄M3、または徒歩で向かいましょう。
コペンハーゲン中央駅はデンマーク最大の駅なだけあって、構内には売店もコンビニもありますし、マクドナルドもあります。物価の高いデンマークにおいてはマックは有難い存在です。腹ごしらえや飲み物の購入などを済ませてしまってから向かうのもありでしょう。
チケットの購入
中央駅には自動券売機がありますので、そこでチケットを購入します。写真のようにかなり目立つので、簡単に見つかるはずです。もしくは公式Appによるオンラインでのチケット購入も可能です。公式HPからダウンロードできます。
デンマークの公共交通機関はヨーロッパの他国でも多いゾーン制を導入しています。この記事では詳しい説明は省きますが、要するに移動で跨ぐゾーン数によって運賃が決まるのです。
フレデリクスボー城の最寄り駅「Hillerød」はゾーン9に該当しますので、なかなか遠いですね。
通常チケットを購入する場合、中央駅からHillerødに行くには片道92DKK(約1,530円)とかなり高額になります。全てのゾーンで使える24時間券(City Pass Large)が160DKKであることを考えると、片道券を買うよりそちらを購入した方がお得ですね。
Hillerød駅へはA番線で向かいます。
交通機関の仕組みについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にどうぞ↓↓
改札はないので、チケットは車内で検札が来た時に見せられるように、いつでも取り出せるようにしておきましょう。
Hillerød駅からは徒歩で
車内は自転車を乗せてもいい車両があるくらい広くて綺麗です。写真にあるように、停車する駅の一覧が表示されていますので、寝落ちしたりしなければ乗り過ごすこともないでしょう。
最寄であるHillerød駅に着いたら、そこからは徒歩でフレデリクスボー城へ向かいます。徒歩で20分ほどかかります。基本的にGoogle Mapに従えば大丈夫です。
駅に到着したら、横断歩道で道路を渡ります。横断歩道左側の道を道なりに進んで、途中の細い路地も進んでいきます。建物をくぐったら右折。右手に変なカタカナが書いてある寿司屋さんがあるのが目印です。下記のストリートビューの場所で言えば、右手から出てきて奥に進む形ですね。
「スシ」ではなく「スツ」に見えますね…向こうの人からすれば違いは分かりづらいのでしょう。この店を右手に見つつ、カーブに差し掛かります。そこを左折しましょう。下のストリートビューで言えばY字の左奥へ進む感じです。
この道に入ってあとは道なりにずーっと進んでいきます。右にぐるっとカーブしている途中、小道が見えます。その小道へ入って行きましょう。ストリートビューでは看板の間に進んで行く感じですね。
あとは道なりに進んでいくだけです。いずれ、右手に湖が見えてくるはずです。ゴールは近いのでワクワクしておいてください。
フレデリクスボー城に到着
湖が見えてきたらほぼゴール。青空と木々に囲まれた湖畔に美しい城が映えます。この湖沿いに向かって行けば、城の入口に迷わず辿り着けるでしょう。
というわけで、歩いて到着です。ここをくぐって城へ潜入しましょう。内部の博物館は非常に見応えがありますよ。
帰りも同じ道を徒歩で戻り、コペンハーゲン中央駅(Copenhagen H)まで戻ればよいだけです。そんなに難しくないのが良いですね。
さいごに
簡単にでしたが、フレデリクスボー城への行き方を紹介しました。もっと分かり易いように、歩いてる時の写真をもっと撮っておくべきでした…ストリートビュー様様です。頼らせていただきました。
フレデリクスボー城は外観も非常に美しく「お城!」ってテンションが上がりますし、内部も見事な展示が見られます。是非とも訪れてみてください。
読んでいただきありがとうございました。
フレデリクスボー城の内部について紹介している記事も参考にどうぞ↓↓
コペンハーゲンの観光スポットまとめはこちら↓↓
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