ルクセンブルク市からクレルヴォー城へのアクセス!白亜の美しき城を堪能しよう

ルクセンブルク北部に位置する山岳リゾートの雰囲気を持った町クレルヴォー。ここには中世に建てられた、白く美しい城が町を見下ろしています。

地図で見ると遠そうですが、実はヴィアンデン城やエッシュ・シュル・シュール城と違い、電車1本で行けるアクセスの簡単さも魅力の人つ。乗り換えがないため、その2つの城よりもクレルヴォー城へ行く方が所要時間が短いんです!

この記事では、クレルヴォー城への行き方をルクセンブルク市出発で解説していきます。

クレルヴォー城とは

クレルヴォー城はクレルヴォーの町の中心にある切り立った崖の上に建てられています。城が最初に建てられたのは12世紀にまで遡り、主導したのはヴィアンデン伯爵の兄弟です。

その後も増築や改修が繰り返されましたが、第2次世界大戦の戦火によって一度は燃えてしまったようです。しかしながらしっかりと修復されて現在の形になりました。

現在では、城の内部は博物となっています。展示内容は世界大戦時の武器や、ルクセンブルク内の城のジオラマ。加えて、ここには写真家エドワードシュタイヘン作品の「人の家族」が展示されています。数百枚におよぶ写真ですので見応えがありますよ。

私が訪れた時は日本が「妖怪の国」と紹介されているようなユニークな展示もありました。このように、現代美術館としての側面も強いようです。この展示は恐らく時期によって変更されることでしょう。

ルクセンブルク駅から国鉄へ乗車

クレルヴォーに行くには電車で1本!乗り換えもなしなので楽チンです。まずはルクセンブルク駅に向かいましょう。どこの都市に移動するにしても、電車を使うならここがスタートだと思ってください。

ルクセンブルク市内のどこからでもルクセンブルク駅には行きやすいです。無料となった交通機関を存分に使いましょう。

駅に着いたらすぐに電光掲示板をチェックします。「Clervaux(クレルヴォー)」に行くためには、「Troisvierges」行きの電車に乗る必要があります。この電車であれば、乗り換えなしでクレルヴォー駅に到着します。

電車は5時台~23時台までありますが、日曜日は本数が減ります。平日であれば30分に1度のペースで電車が走りますが、日曜は1時間に一度。終電も22時台になるので注意です。

Troisvierges行きを見つけたら、右側に出ているプラットフォームに向かいます。

鉄道も1stクラスを除けば無料ですので、チケットは買わなくても大丈夫。そのまま乗り込みましょう。やはり国内全てを無料化したルクセンブルクは凄いですね。旅行者も含まれているところが最高です。

ルクセンブルク駅~クレルヴォー駅は1時間10分程度です。

クレルヴォー駅からは徒歩で

電車の窓から外を眺めていると、かなり山の方へ向かっている雰囲気になってきます。1時間ですので眠って寝過ごさないように注意です。

クレルヴォー駅に着いたら徒歩でクレルヴォー城に向かいます。私が行った時は駅に時刻表らしきものが見当たらなかったのですが、基本的に帰りも同じようにLuxemburg行きのものに乗りましょう。日曜であっても1時間に1本は来ます。

ヴィアンデン城やエッシュ・シュル・シュール城ほどの登りは無いので安心してください。

駅を出たら左に向かい、道に沿って緩やかな登り坂をずっと歩きます。山の上に修道院が見えますが、クレルヴォー城から更に登った場所にありますので、体力に余裕がある場合のみ行きましょう。

やがて町に入り、なお歩き続けると右手に白いクレルヴォー城が見えてきます。その方向に進めば城に到着です。観光案内所やお土産屋さん、レストランも周囲に多くあります。階段も登りやすい他、観光案内所近くにはエレベーターがあります。

クレルヴォー城は月火が定休日ですので、それ以外の曜日に来るようにしましょう。城の前の庭も美しく、アメリカ軍の戦車も展示してあります。

クレルヴォー城とその周辺

クレルヴォーの町はどこか山岳リゾート的な雰囲気を醸し出している点で首都とかなり違います。山に囲まれており、町の周りをぐるっと川が流れています。キャンプ場も辺りにあり、クレルヴォー城から町を見下ろすとプール付きのホテルが見えたりします。

そんなクレルヴォーの町の散策はもちろん、シンボル的な観光スポットとして教会と修道院が付近にあります。

どちらも大きくて立派です。教会はクレルヴォー城からも、町からもよく見えますし、距離も近いのですぐに辿り着けるでしょう。内部はとても美しいステンドグラスが彩っています。

修道院の方はクレルヴォー駅に着いたら山の上に見えていたアレです。クレルヴォー城から更に登る必要があります。15分ほどの軽い登山ですが、とても荘厳な建物で、内部にはお土産屋さんもありますので、時間と体力に余裕があったら見に行くといいでしょう。

さいごに

クレルヴォー城への行き方を解説いたしました。やはり乗り換えなどがなく、交通状態がに影響されづらい電車は簡単です。とても行きやすいことが分かっていただけたかと思います。

ヴィアンデン城と違って定休日(月火)があるので、行く際は事前に計画を練りましょう。白亜の城と、そこから見下ろすクレルヴォーの町の美しさは必見です。

私が訪れた他の城の記事はこちらです。↓↓

読んでいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました