ルクセンブルクカードは本当にお得か?購入方法・使い方と一緒に解説

海外旅行で各都市を観光する時に便利なことが多い観光パス。ここルクセンブルクにも「ルクセンブルクカード」という観光パスが存在します。

博物館・美術館に自由に入れたり、公共交通機関である電車・トラム・バスに乗り放題であったりとお得感たっぷりなルクセンブルクカードですが、本当に得なのか?購入した方がいいのか?を検証してみました。

この記事では購入方法と使い方も併せて解説していきますので、購入を考えてる方は参考にしてください。

ルクセンブルクカードとは

ルクセンブルク国内で使える観光パスです。通常、都市の観光パスは都市周辺でしか使えないことが多いですが(コペンハーゲンカードなど)、ルクセンブルクの場合は小さい国土なのもあって国内全域で使うことができます。

日数を選ぶことができ、1日~3日までの3種類、また1人用か、最大5人までのグループ用かでも別れます。

使える施設はなんと70を越えます。人気のヴィアンデン城やボックの砲台も含めた70以上の施設に無料で入れるとなると、非常にお得ですね!

ルクセンブルクカードの公式HPはこちら。

ルクセンブルクカードの購入方法

オンラインか現地で買うか、またはスマホアプリでの購入という3択になります。いずれで買っても大きな違いがあるわけではありません。紙で持ちたいかスマホに入れたいかで選ぶといいでしょう。

値段は以下のようになっています。一番安ければ13€(約1570円)ですが、グループ用や複数日用を買うと値段が跳ね上がります。

ルクセンブルクは小国と言えど1日ではとうてい回りきれませんので、買うなら2か3日パスのどちらかをオススメします。

オンラインで購入する場合

Visit Luxembourgの公式HPから購入が可能です。こちらのリンクからどうぞ。

お好きな種類のカードを選んで必要枚数を変更したらADD TO BASKETをクリック。右側に詳細が出ます。気を付けなければいけないのが、Shipping methodの欄。Electronic deliveryであれば、メールに届きます。Physical shippingを選ぶと、日本の住所ならば国際郵便で届きます。 時間が3週間ほどかかる可能性も高いので気を付けましょう。

値段等に間違いがなければ、チェックアウトに進んでクレジットカード入力→購入の流れです。

現地で購入する場合

現地での購入場所は多くあり、公式HPにも載っています。自身が滞在するホテルでも買える可能性が高いですし、観光案内所に行ったついでに買うのもありです。因みにルクセンブルク中央駅では購入できないのが不便だったりします。

直接やり取りする必要があるため、全く持って英語が喋れません!とか緊張してしまいます!といった方はスマホアプリが楽でしょう。

アプリで購入する場合

スマホアプリで購入する場合は、まずアプリのダウンロードをしなくてはいけません。「Luxembourg Card」で検索しましょう。iOS、Android版共にあります。

立ち上がったら右上の三本線のメニューバーを開き、一番上の「MY LUXEMBOURG CARD」をタップ。あとは買うカードの種類を選び、メールアドレス、クレジットカード情報を記入して「BUY」を押すだけ。非常にシンプルです。

買い方が感覚的に分かるほど簡単で、いつ何処でも購入してその場で使い始められるという点を考えると、スマホアプリの使用をオススメします。

ルクセンブルクカードの使い方

ルクセンブルクカードはアプリか紙での購入かで買い方は分かれますが、使い方はどちらも似たようなものです。

日付を記入する

紙のルクセンブルクカードを買う場合は、最初に使った日付を書いてバリデートしなければいけません。カードを見てみると記入欄がありますので、そこに忘れずに記入しましょう。買った時点ではなく、最初に使った時点なので間違えなきよう。

このカードの素晴らしいところは、使用する際に連続日程である必要がないことです。例えば2日券を買ったとしたら、上の画像の日付記入欄が2行に増えるわけですが、2日連続で使わなければいけないわけではありません。3/1に使って3/2は使わず、3/3にまた使ってもいいわけです。

アプリだった場合は自動で日付が入ります。私はこちらを利用しました。スマホアプリの唯一の欠点は、立ち上がりが遅い事ですね。このカードの画面を出すのに割と読み込み処理が重めです。

Screenshot Image
Goohle Playよりサンプル画像

使える場所と使用方法

ルクセンブルクカードを使うことで、70以上の施設に無料で入ることができるようになります。アプリならば常にどこで使えて、無料なのか割引なのかといった情報も全て見れるので便利です。

紙カードの場合は、購入時に配られる冊子の内容を見るか、公式サイトのこちらのページで確認ができます。

使うときは見せるだけ。日付の記入さえされていれば大丈夫です。

本当にルクセンブルクカードはお得?

さて、ご存知の通り、2020年3月をもってルクセンブルクは国内の全ての公共交通機関の無料利用を開始しました。これは旅行者すら対象にしており、少なくとも制度が変わらない限りはルクセンブルクで交通費を払うことはなくなりました。(1stクラスの列車などは別)

ルクセンブルクカードのアドバンテージの一つは崩れ去ったと言えます。さて、これを踏まえて本当にルクセンブルクカードを買う価値はあるのでしょうか?結論から言うと、これは人によります。

買った方がいい人

例として1人用1日の場合は13€。これに対して1日で元が取れればいいわけです。

1日でどれくらい何処を見るのかにもよりますが、例えば半日観光できる人気のヴィアンデン城の入場量が7€。残り6€ですと、いくつかの博物館に入れば元は取れることになります。その他の城も入場無料になるので、城を2つでも回ることができれば、交通機関が無料になったと言えども、充分に元は取れるでしょう。

移動や観光がスムーズにできれば、どんどんお得になります。積極的に郊外に行ったり、様々な施設に入る予定がある人は絶対に買いましょう。

買わない方がいい人

博物館に興味がない人もいるでしょうし、郊外の観光には行かないという方もいるかもしれません。その場合はルクセンブルクカードを買ってもお得ではない可能性があります。

交通費を考えなくてよくなるのがルクセンブルクカードの大きな強みでした。それがなくなったのであれば、「とりあえずヴィアンデンだけ見る」といった人。もしくは「郊外に行かないし要塞の景色を楽しめればいいや」「博物館・美術館には興味ない」といった人はルクセンブルクカードの恩恵はあまり大きくありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ルクセンブルクカードは確かに博物館や美術館、それに大人気のポックの砲台といった観光名所に料金なしで入っていけるメリットが大きいです。ガイドツアーの割引なども考えれば、多くの人にとっては買って得であると言えるでしょう。

自分がどんな旅行をルクセンブルクでしたいかによって、購入するか否かを決めましょう。個人的には首都の要塞都市だけでは勿体ないと思いますが、それだけでも楽しめるくらい良い国なのも確かなので。

ルクセンブルクのおすすめ観光スポットはこちらをチェック↓↓

読んでいただきありがとうございました。

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