この記事ではルクセンブルクにある唯一の空港であるフィンデル国際空港から市内へのアクセス方法を解説しています。かなり分かりやすいですし、海外旅行初心者の私でも何の問題もなく移動できました。
2020年3月より、在住者も旅行者も国内の交通機関を全て無料としているルクセンブルク。国によっては現金のみだったり、運転手からなのか券売機買うのかといった事前情報が気になる所ですが、全て無料なのであれば、 チケットの買い方を気にする必要がなくなったということです。非常に喜ばしい事ですね。
ルクセンブルクの空港 基本情報
フィンデル空港はルクセンブルク国内唯一の空港ですので、運航便は全て国際線です。首都であるルクセンブルク市から少し南に位置しており、ヨーロッパ各国への便が出ています。日本からの直行便は残念ながらありませんので、日本から行く場合はどこかで乗継になります。
空港内の様子
空港の規模はとても小さい部類に入ります。コンパクトで清潔にまとまっている印象です。しかしながら、免税店、レストラン、ATM、両替所などの基本的に必要なものは揃っています。Free Wi-Fiも勿論完備。
特に左の写真のお店ではケーキ屋パンの種類がかなり豊富でした。
椅子も申し分ない数があり、そもそも激混みするような空港でもないので快適に過ごすことが可能でしょう。皆大好きスターバックスもありますよ。
ルクセンブルクは空港泊可能か
残念ながらフィンデル空港は24時間営業ではありません。AM0:00~3:00の間は空港はクローズになりますので、締め出されてしまいます。到着して寝て、翌朝街に繰り出すといったことはできませんので注意が必要です。
空港の近くにいくつかホテルがありますので、そこで泊まるか、とっとと街に出ましょう。なお私は事前に調べ忘れるという失態をおかし、節約したかった故に海外初の野宿という手段を取りました。特に問題なく過ごせましたがオススメはしません(笑)
ルクセンブルク空港から市内への行き方
ここからは空港から市内への行き方をご案内します。普通の旅行者が取れる選択肢は主に2つです。電車は空港の周りには通っておらず、一番近い駅でも10km離れていますので除外しました。
私が行った時はまだギリギリでダメだったのですが、2020年3月からルクセンブルクは国内の公共交通機関を全て無料にしました。全部が国営だったからこそ成せたことですが、交通費を節約したい旅人にはありがたい話です。
バスで市内へ行く
一番オススメの手段はバスです。殆どの人はこちらを選択するのかなと思います。
空港から市内へ行くバスは主に3つ。16番、9番、114番です。
この中では16番バスで行くのがよいでしょう。平日は10~15分おきに、日曜でも30分に1本の頻度で走っており、時間帯も5:30頃~23時頃までと、使い勝手が良いバスになります。
空港を出て真っすぐ道を渡った所に上の写真のようなバス停があります。ルクセンブルク首都近辺のバス停はこのように小さな電光掲示板を備えていることが多く、何番の何処行きのバスが何時に来るのか書いてあるので分かりやすいです。
掲示板の下に券売機が写っていますが、今は前述の理由から撤去されているかもしれません。
16番バスでおおよよ30分ほどでルクセンブルク駅に到着します。フィンデル空港の公式HPにもバス停の情報や次のバスが何分で来るか見れるようになっているので、ネットが使えるなら覗いてみてください。空港ならFree Wi-Fiで確認できるはずです。
タクシーで市内へ行く
大きな荷物がある場合はタクシーを選択したい人もいるでしょう。ですが、あまり賢明とは言えません。
海外のタクシーで気を付けなければいけないのは何はともあれ「ぼったくり」ですが、ルクセンブルクのタクシーは厳しく取り締まられているようで、その心配はありません。
ですが、普通にルクセンブルクのタクシー代は高い傾向にあります。10kmでも22~45€ほど取られることもあるようです。空港から市内中央までは10kmない程度ですが、タクシーを使うならそれなりの出費を覚悟した方がいいでしょう。
また、ルクセンブルクでは法律上Uberは使えないことになっています。タクシーの代替手段で安いものがありません。そういった意味でも、私はバスをオススメしたいです。
さいごに
ルクセンブルク、フィンデル国際空港から市内へのアクセス方法を解説いたしました。全ての公共交通機関無料化という世界初の試みを行ったルクセンブルクですが、今後もずっとそれが継続されるのかどうかは不明。
であれば、無料のうちに行ってしまいたいところですね。郊外まで無料で行けるなんてお得すぎる旅行先になったと思います。このブログでは他にもルクセンブルクの記事がありますので、参考にして旅行先として検討していただけたら嬉しいです。
ルクセンブルクの観光スポット記事はこちら↓↓
読んでいただきありがとうございました。
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