これぞエディンバラの絶景!カールトン・ヒルへの行き方

カールトン・ヒルはエディンバラの中心部にある小高い丘のことです。新市街の東部に位置し、「エディンバラ」と画像検索すれば出てくる、見たことある景色がまさにここです。

丘なので当然周りを見渡すことができ、その眺めは絵葉書のよう。そんなカールトン・ヒルに行ってきましたので、丘の様子と行き方を紹介します。

カールトン・ヒルへの行き方

カールトン・ヒルがあるのはエディンバラでも新市街と言われる地域になります。地図で示すとこの辺りになります。

ここから近場の観光地というとホリールード宮殿くらいですので、一緒に回ってしまうのもいいかもれません。

簡単な行き方はまずプリンセスストリートに出ることです。プリンセスストリートを道なりに東へずっと進んで行くと左手に階段がありますので、そこを登るだけで着きます。全く難しくないので、迷うことはないでしょう。

トラムを使う場合は、「St Andrew’s House」で降りて、西へ歩けば右手に階段が見えます。

階段は若干ながら急ですので気を付けて登ってください。四方とも開いた景色で、アーサーズ・シートも海も旧市街も何もかも見れます。

カールトン・ヒルにあるもの

丘の上は結構広く、旅行客だけでなく地元の人もよく寛いでいます。丘全体が公園となっているために緑が多く、憩いの場として人気が高いようです。

丘は数多くの記念碑や歴史的建造物が建っており、ただ景色が良いだけの公園じゃないところも魅力ですね。様々な歴史を持っていて、過去には修道院があったり、それがハンセン病患者用の病院になったり、劇場があったり…など、常に利用されてきた土地のようです。

地図を見て分かるように、モニュメント等は割と無造作に設置されているように見えます。特に目立っていたモニュメントを紹介いたします。

Dugald Stewart Monument

絵葉書によく写っているモニュメントは「Dugald Stewart Monument」と言います。

スコットランドの哲学者であるデュガルド・スチュワートの記念碑で、1831年にここに完成しました。彼はエディンバラ大学の教授だったそうです。モニュメントのデザインはギリシャのアテネにあるモニュメントに基づいており、近くにある別の記念碑にもこれと似た様式が使われています。

やはり一番写真を撮ってる人が多かったのはここかもしれません。納得のいく角度でトライしてみてください。

The National Monument

ナショナルモニュメントは、ナポレオン戦争で戦死したスコットランドの兵士と船員たちのための記念碑です。カールトン・ヒルの実質の頂上に位置しており、その様は神殿の柱のようです。

実際にギリシャのパルテノン神殿をモデルにしているらしく、竣工は1826年と古いのですが、資金が不足して、こんな小さな規模にも関わらず3年経っても完成せず工事は中断に。そのため「エディンバラの不名誉」だとか「スコットランドの愚行」だとかいうニックネームが付いているとか。

実はその未完成なままの状態で残っています。だから柱だけなのですね。

Nelson Monument

ネルソン記念碑は、アメリカ独立戦争やナポレオン戦争で活躍したホレーショ・ネルソンというイギリス海軍の提督を称える記念碑です。彼はトラファルガー海戦でのフランス・スペイン連合艦隊への勝利から、イギリス最大の英雄とも言われています。このため、ロンドンのトラファルガー広場にも彼の記念柱があります。

建てられたのは1815年で、この高さ32mのモニュメント自体が展望台ともなっています。ここに登るとカールトン・ヒルを眼下に見ることができます。入場料は£4です。内部にはネルソン提督の資料などの展示もあります。

Portuguese Cannon

丘には何故だか大砲が置いてあります。これは「ポルトガルの大砲」と言われ、色んな場所を転々とした後にここに収まったという歴史を持っています。

1785年以前には東南アジアのポルトガルの植民地に輸送されたそうですが、1885年のビルマ進攻時にイギリス軍によって持ち帰られたそうな。それがエディンバラに送られて、今はここに座しています。

カールトン・ヒルの景色

確かに良い景色なのは間違いないのですが、ちょっと残念な景色も見えたカールトン・ヒル。

私がエディンバラに滞在してるときは殆ど天気が悪くて曇りの写真ばかりです。それだけでもかなり残念ですが、もう一つ残念だなと思ったのはクレーンの多さですね。

建設中の建物が多いのか、このようにクレーンが乱立。エディンバラ城も映る角度なだけあって残念です。この写真には写っていない左側が、最初に紹介した「Dugald Stewart Monument」です。

私が行った2019年5月時点ではこれでしたが、今はどうなのでしょうか。無くなっていると写真撮りやすくていいんですけどね。

一方、アーサーズ・シートはここからよく見えて、その雄大さと美しさが分かりました。晴れてないのが残念ですが…

アーサーズ・シートからこちらもよく見えるということですね。勿論そっちも行ってきましたので、こっちの記事で紹介しています↓↓

さいごに

まさに「見たことある!」と思う風景が見れるのがここ、カールトン・ヒルです。私が滞在してる時はここで晴れてる景色を見ることができませんでしたので、皆さんが行く時は晴れていることを祈っています。

また、これもよく見る写真ですが、夜景も相当に美しいはずです。私も次に行く時は夜景を撮ってみたいと思いました。挑戦出来る方は是非とも行ってみてください。

読んでいただきありがとうございました。

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