【最安裏技アリ】コペンハーゲン・カストラップ空港から市内までの行き方

デンマークの首都にして北欧最大の都市であるコペンハーゲン。メインとなる空港は、コペンハーゲン市内から南東にあるカストラップ空港です。非常にアクセスがよく、なんとその距離は中心部から10kmを切るほど。

スカンジナビア航空の拠点でもあり、日本からの直行便もあります。

そんなコペンハーゲン・カストラップ空港から市内や中央駅への行き方を分かりやすく紹介します。

コペンハーゲン空港から市内への行き方

有数の先進国の一つであるデンマークの首都なので、移動方法も充実し、かつ使いやすいです。大きく分けて3通り。それぞれのメリットなどを確認してみましょう。

前提として、空港から市内中心部へのチケットの料金はどれも36DKK(約600円)になります。これはコペンハーゲンの公共交通機関のチケットが共通になっているためです。とすれば、違いは所要時間や本数ですよね。因みに24時間運行なのも有難いです。

所要時間運行本数
国鉄近郊路線(S-Tog)約15分10分ごと
地下鉄約15分約5分ごと
市バス約30分15分ごと

交通機関についてはこちらの記事で詳しく解説しています。また、単独でチケットを買うよりも、乗り放題になるCity Passや、様々な施設の入場無料と公共交通機関乗り放題になるコペンハーゲンカードの購入がオススメです↓↓

国鉄近郊路線(S-Tog)での市内への行き方

近郊鉄道のS-Togでは、コペンハーゲン中央駅(København H)にダイレクトにアクセスできます。到着ターミナルから関税を抜けたら、案内表示を見れば「Train and Metro」と書いてあるはず。それに従って進めば迷いません。

進んで行ったら、自動券売機が大量に並んでいる場所が見えるはずです。ここでチケットを購入しましょう。

S-Togは「DSB」つまりデンマーク国鉄により運行されています。中央駅行きは2番乗り場(Spor2)から出発します。電車の表示に「(København H」が書かれていれば問題ありません。

S-Togを使うメリットは中央駅に行けることに尽きます。市内中心部への所要時間は地下鉄と殆ど同じです。

地下鉄(メトロ)での市内への行き方

コペンハーゲンには地下鉄も走っており、空港とを結んでいます。空港の駅名は「Københavns Lufthavn」。英語では「Copenhagen Airport」です。

S-Tog同様、関税を抜けたところで券売機が並んでいますので、そちらで切符を購入しましょう。「Train and Metro」の表示に従って進めば迷うことはありません。

空港に走っているのはM2という路線なので、空港から地下鉄を使用する場合、コペンハーゲン中央駅には1本で直接は行けません。

出典:https://www.fyidenmark.com/metroinDenmark.html

ローゼンボー城などが近い「Nørreport」駅や、クリスチャニアの近くの「Christianhavn」駅、ストロイエ通りに近く、地下鉄全路線に乗り換えられる「Kongens Nytorv」駅などを通るのがM2線です。

自身のホテルの近くや狙っている観光名所など、既に行きたい場所が決まってるなら地下鉄で移動するメリットは大きいです。また、S-Togよりも運行本数が多いのも特徴です。

ローカルバスでの市内への行き方

市バスを使って市内中心部へ行く場合、基本的には「5A」のバスを使うことになります。こちらも24時間運行です。下の地図のようにターミナル2、3の間、第7駐車場付近から出発します。

出典:https://www.cph.dk/en/parking-transport/bus-train-metro-taxi/bus

バスのメリットはそんなに大きくありませんが、S-Togと地下鉄よりも更に停車箇所が多いので、より目的地の近くに行けることでしょう。逆に言えばそれだけな気がします。

むしろデメリットの方が多く、交通状況に左右される所要時間は勿論のこと、チケットも運転手から現金(コインのみ)で買うことになります。ただし、City Passやコペンハーゲンカードを持っていればこの限りではありません。

裏技:レンタル自転車での市内への行き方

上記3つより安い移動手段があります。変わり者しか使わないかもしれませんが…

それはレンタル自転車で移動すること。空港と市内が非常に近いので可能なのです。

大きなスーツケースを持っていたら厳しいかもしれませんが、バックパッカーなら自転車利用で空港から街まで行くバイタリティがあるはず。実はこれが最も安い移動手段になります。

カストラップ空港から徒歩圏内のデンマーク国立水族館前には、レンタル自転車サービスの一つである「Donkey Republic」の駐輪場があります。自転車がそこに置いてあれば、そこからは中心部までチャリ移動が可能です。

Donkey Republicは30分で2.2€(約270円)1時間借りても3.3€(約410円)。自転車で水族館から市内まで行くのには30分程度ですから、最安ですね。道中の眺めもいいです。挑戦したくなった方は是非とも自転車で行ってみてください(笑)

コペンハーゲンの自転車についての記事も参照ください↓↓

コペンハーゲン・カストラップ空港について

カストラップ空港はヨーロッパのハブ空港の1つに数えられ、北欧でも1番の旅客を扱っている大きな空港です。歴史も1925年に開港と古く、当時は木造で滑走路は牧草地といった具合だったそうです。

コペンハーゲン空港の設備・施設

北欧でも随一の大きさを誇るだけあり、空港の基本施設はもちろん、カフェやレストランの数も充実しています。ラウンジも複数あるので、コペンハーゲンを出発する前にはのんびり過ごすことができるでしょう。

特にデンマークらしく感じたのはLEGOのお店が空港にもあること。その他の人気ブランド店も「Illums Bolighus」「ECCO」「Lakrids by Johan Bülow」「WUNDERWEAR」など、デンマークのお店が揃っています。

コペンハーゲン空港で空港泊は可能か

結論から言うと可能です。ただし見回った限り、大きな空港にしては手摺付きのベンチが多かった印象。また空港全体も明るい箇所が多いです。

出発者向けのターミナルにはソファ席など充実していますが、到着して空港泊する場合は、硬い席を覚悟ですね。手摺なしも時間によっては早く埋まってしまいます。

さいごに

空港⇔市内の移動方法を紹介しました。とてもシンプルで分かりやすく、先進国らしさを感じます。初めてコペンハーゲンに来た旅行者でも特に問題なく移動することができるでしょう。

コペンハーゲン中央駅までは本当にすぐ着きます。見所が満載の都市なので、飽きることなく滞在を楽しみましょう。

読んでいただきありがとうございました。

コペンハーゲンの観光スポットまとめはこちら↓↓

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